輸出企業為替担当者の憂鬱
ドル円が105円を割り込んでからというもの、輸出企業の外国為替担当者の表情が暗くなっています。多くの輸出企業は「社内レート」という業績を予測するときに使う仮の為替レートを決めています。その為替レートより円安であれば、業績は上振れ、円高なら業績は下振れするので、担当者にとって円高・円安は死活問題です。
現在輸出企業のドル円の社内レートは105円程度に集中しています。つまり105円より円高になると担当にとっては胃がキリキリするような状況になってくるわけです。何とか円安に戻ってくれと神に祈りながら毎日を送っているわけですが、何もしないわけにもいかないので、少し円安に戻ると円買いをして少しでも損をゲラ層と努力しています。現在、100円台から101円台になるととりあえず少しでもドル売り円買いをしておこうという輸出企業の円買いが集中してでてきているのはこういうことが背景です。こういう人たちがいる間は、ドルの上昇は期待薄ということになってきそうです。







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